埼玉大宮の修理FLAT（フラット）大宮店です。
今回の修理は、iPhone6sの水没の修理です。
以前にもお越しいただいたことのあるリピーターのお客様でした。
水に濡れて液晶が故障してしまったということでした。
縦線が入り、右上が暗くなっているのは右側のバックライトの故障と思われます。
この時点で液晶交換修理は最低必要となります。
分解をして本体の中を確認してみるとかなりの水分が残っています。
お客様からお話をお伺いした時は、水に濡れてからお時間が経っているということでしたが、
時間が経っても本体に入ってしまった水分は簡単には乾かないということです。
電源が落とせない状態だったので、すぐにバッテリーのコネクタを外してから、
本体の乾燥とクリーニング作業に入ります。
液晶は壊れていたので動作確認後に液晶交換をして無事に直りました。
液晶パネルは低価格で修理ができるサードパーティ製のものです。
水没してしまった場合は、電源が入っていたら電源を落とすのが鉄則です。
水に濡れてもすぐには壊れませんが、水に濡れた状態で電源を入れたり、使用してしまうことで
基盤などがショートをしてしまい壊れてしまいます。
水に濡れたら電源を落とすのは、水に濡れて壊れる前に電源を落とすという意味になります。
壊れる前に水の乾燥とクリーニングをすれば壊れることなくそのまま復帰できます。
シムカード（シムトレー）を抜くのは、内部に空気が入るようにして水が少しでも早く乾燥するようにです。
水没後すぐに修理に出せない方は、電源が落とせたら電源を落として、シムカード（シムトレー）を抜いた状態で、
乾燥剤などと一緒にジップロックなどの方法が有名です。
修理屋の私個人的な応急方法は、電源を落としたら、シムカードを抜き、その空いた空間に
エアコン（ヒーター）に当てておくことです。
ドライヤーの場合は、熱くなりすぎないように調整が必要です。
どちらも本体の中が確認できない場合は、かなりの時間をかましょう。
乾いたと思っても中に水が残っているとそこで壊れてしまいます。
水に濡れてしまった場合は、修理に出す出さない関係なくお問い合わせをいただければ
できる限りのアドバイスをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
今回の水没修理は液晶交換料金となりました。
