iPhoneの画面下にある丸いボタンがホームボタンです。ホーム画面に戻る時に必要で、ホームボタンが反応しなくなると、ホーム画面に戻れなくなりどうしようもなくなってしまいます。ホームボタンの故障はあまりありませんが、長くiPhoneを使用すると何度も押すことで、経年劣化やボタンの寿命になることがあります。その他、落とした時のケーブルの断線や水濡れで壊れてしまうことがあります。iOs10以降からロック解除は、ホームボタンを押すようになったので、ホームボタンが使えなくなると不便になります。
ホームボタンの機能
iPhone5・5cまでのホームボタンの機能は、ホーム画面に戻る機能です。ダブルクリックやトリプルクリック、長押しなどで機能を使い分けることができます。プラスチック製の部品がホームボタンコネクタのボタンの部分を押すことで機能します。iPhone4では、ホームボタンの反応が鈍ることがよくあり、iPhone4sでは、プラスチックの部分が破損してしまうことがよくありました。iPhone5・5cは、ホームボタンのトラブルはほぼなくなりました。
iPhone5sから指紋認証機能付き
iPhone5sからホームボタンに指紋認証の機能が追加されました。それまでのパスコードを打ち込んでロック解除から登録した指紋の指でホームボタンを押すとロックが解除ができるようになり便利になりました。部品は、より精密になり、ホームボタンの機能が使えなくなって壊れてしまった時に、部品の交換でホーム画面に行く機能は直りますが、指紋認証の機能は使えなくなります。逆の言い方をすれば、指紋認証の機能が壊れると直すことができません。普通に使っていれば壊れにくい部品なので、水濡れなどで壊れる時があるので、水濡れはご注意ください!
iPhone7以降の感知式ホームボタンは指紋認証は修理ができません。
今まで「カチッ」と押し込んでいたホームボタンが、iPhone7から感知式というものに変更になり、押し込まないタイプのものになりました。ホームボタンに指をあてて少し力を入れるとホームボタンが感知して機能します。この時バイブの反応があるので、ホームボタンが感知したことが指に伝わってきます。
水没やホームボタンが割れる事があり、指紋認証やホームに戻る機能が壊れる事があります。
この場合、ホームボタンの交換はできますが、指紋認証は復帰できずホームに戻るホームボタンの機能だけが直ります。
ホームボタンの代用(AssistiveTouch)
ホームボタンが壊れてしまった時には、アクセシビリティからAssistiveTouchでホームボタンの機能が使えるようになります。設定→一般→アクセシビリティ→AssistiveTouchをONにすると画面上に丸いホームボタンのような形のものが現れます。その丸いものをタップするとホームと書いてあるものがありますので、それでホームボタンの代用ができます。ダブルクリックや長押しもそのまま使用ができます。
iOSのアプデートなどで詳細が変わる場合があります。
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