パスコード打ち間違え・使用できません

iPhoneを使用していると外部からの衝撃で故障してしまうことや部品の劣化などのハード面のトラブルとシステムのソフトウェアの不具合も起こることがあります。ソフトウェアの不具合は外部からではどうしようもできないので、パソコンなどを使用して簡単に行えるバージョンアップや工場出荷状態(初期化)を試して直ることがあります。

システム不具合症状

システムに負荷がかかりシステムがダウンしてしまうとitunes接続のマークが現れることがあります。この場合は、指示通りパソコンを使用してitunesに接続をします。このほか、電源を入れた時のリンゴマークから立ち上がらないこともあります。リンゴマークのままだったり、リンゴマークが一定時間で点滅を繰り返します。点滅を繰り返すことでリンゴループと呼ばれています。この場合もitunesに接続しますが、このままパソコンに接続してもitunesが読み込まないため、パソコンとつないだら特殊な方法で読み込ませる必要があります。

原因とパスコード打ち間違え

システム不具合の原因はいろいろありますが、システムに負荷がかかることで起こることが多いようです。メモリが目一杯で使用していたり、電波状況が悪いところで無理に動作を続けてしまったりしてシステムに負荷がかかる状況で使用し続けることでメモリが耐えきれなくなってダウンしてしまいます。本体が熱くなっている時はメモリがフル稼働をしている場合があります。動作が重くなったり本体が熱くなった場合は要注意です。少し様子を見て一休みさせるのが安全です。このほかパスコードを10回以上打ち間違えをした時は「iPhoneは使えません。itunesに接続」という画面になります。この場合は初期化をするしか方法がなくなってしまいます。タッチパネル故障でタッチ誤作動が起こり勝手にパスコードを打ち込んでしまう時もあります。

予防と対処法

システムに負荷がかかるのは、容量が目一杯で空き容量が少なかったり、アプリなどを大量にインストールしていた場合などが原因の一つと考えられるので空き容量が少ない場合は、必要のないデータなどを削除して使える容量を増やすようにしておいた方が良いとされています。アプリもたくさんあると必要のないものもあるかと思うので、アプリも減らしておいた方が良いと思います。もう一つ気をつけなければいけないことがパスコードを10回以上打ち間違えてiPhoneは使用できませんとなってしまうことです。このようになってしまうと初期化をするしか方法はありません。パスコードを忘れないように控えておくようにしましょう。トラブルや故障はいつ起こるかわかりません。iPhoneを長く使用するには、バックアップは定期的に行うようにしおくことが大切です。

復帰方法

itunesに接続するとバージョンアップか工場出荷状態(初期化)をするポップアップがでるので、まずはバージョンアップを試してみます。(状態によっては工場出荷状態しか試せない場合があります)電波状況などで複数回試して復帰することがあるので、1回失敗しても何度かバージョンアップを試してみます。何度試してもエラーになる場合は、工場出荷状態を試すことになります。工場出荷状態は、最後の手段です。データも消えて、購入した時の状態になるので慎重に進めて行き最後に初期化を試します。初期化で直らない場合もありますので、初期化も何回か試してみて復帰ができない場合は、修復ができないか、他に原因があることがあります。

パスコードを打ち間違えてのiPhoneは使用できません。

パスコードを10回以上打ち間違えた場合は初期化をするしか方法はありません。それまでに同期をしたことのあるパソコンがあれば、そのパソコンにつないでバックアップを取ってから初期化をします。初期化をしたらバックアップしたものを復元して使用します。パスコードを打ち間違えた場合の状態は、パスコードがかかったiPhoneと同じ状態なので、同期したことのあるパソコンならパスコードがかかっても同期ができるので、この状態でもバックアップが取れるはずです。同期したことのあるパソコンがない場合は、バックアップをすることができないので、データは取り出すことができずに初期化をするしか方法はありません。パスコードは忘れないようにと日頃からバックアップをしておくことで対策をしておきましょう。

システム不具合以外での起動不良(リンゴループ)

リンゴループは、iPhoneが起動する時に不具合があると起動できなくなる症状なので、電源を入れ直して起動する時にソフトウェア以外の不具合でもリンゴループが起こることがあります。バッテリーやインカメラの部品が壊れているとまれに起こり、起動している時は普通に使えていても一度電源を落として電源を入れ直すと起動できなくなることがあります。電源を入れた時に各部品のチェックをするためにこのようなことが起こります。部品故障の場合は、壊れている箇所を特定して部品交換をすることで直ることがあります。リンゴループは、バージョンアップで簡単に直る時もあれば、初期化までいって直ったり、部品を交換しても直ることもありますが、基板の故障やメモリの寿命でもリンゴループは起こるので修復ができないこともあります。