今回の修理はiPhone12Pro Maxが車のドアに挟まってしまって壊れたものでした。
症状は画面に縦線が入っていてタッチ操作が全くできない状態になっていました。
フレームも曲がって亀裂が入っています。
状態が悪くタッチ操作ができないと他の動作確認ができないため画面交換をして表示不良とタッチ操作ができるかを確認しながらの修理となりました。
状態はこちらです。左下のフレームが曲がっていたので本体の左側が挟まってしまったように見えます。挟まったところが損傷しディスプレイもそこから縦線が出ていました。
タッチ操作は全面で反応がありません。
ちょうどつなぎ目のところから亀裂が入っています。
フレームも修正しなくてはいけませんが分解をしてみてどこまで戻るかはやってみないとわかりません。
画面を取り外します。
本体左側は基板があって基板が壊れると簡単には直りませんが起動はできているのでタッチ操作ができないのが画面のせいなのか基板のICチップは破損かを確認するため画面を仮付で確認します。
画面を交換してもタッチ操作が直らない場合は基板破損の可能性となります。
新しいディスプレイで動作の確認をします。
縦線がなくなりタッチ操作ができて簡単な動作確認で他に不具合はなさそうだったためこのまま修理を進めました。
お客様は直れば使える範囲で使ってデータ優先というご希望もあったためご希望に沿った形で修理を進めています。
亀裂が入っていた部分も思ったより修正ができました。
亀裂が入っていたため修正がしやすかったです。
亀裂が入っていないと固い部分は戻りにくくなります。
車のドアに挟まり損傷が大きかったですが画面交換だけでデータも無事で直りました。
通常使用も問題はありません。
画面割れやディスプレイ故障、タッチ操作ができないなどは一度ご相談ください。
