今回の修理事例はiPad Pro 12.9インチ 第３世代の画面交換です。
症状は画面のガラスが割れたまま使っていたら液晶が真っ暗になって何も映らなくなってしまった状態です。充電器を挿したりすると音声などで反応があるので内部で起動していることは確認できていました。内部で起動しているので液晶交換で直ると判断しました。
そのほか側面のフレーム部分の歪みと亀裂も見られました。
こちらがご依頼のiPad Pro 12.9 インチです。
ガラスのひび割れとガラス片が剥がれている箇所もあります。
iPad Proはガラスと液晶が一体になった画面なのでガラス片が飛び散ると液晶がむき出しになり液晶を傷つけたりすると液晶に縦線が入ったり真っ暗で映らなくなったりして壊れてしまいます。
ガラスが剥がれたところをアップにすると液晶がむき出しになっているのが分かります。
ここが傷ついたりすると液晶が壊れてしまいます。水分などがついてもショートして液晶が壊れることがあるので液晶がむき出しになったらご注意してください。
画面左上の箇所もガラスが剥がれています。
水などが入ると液晶以外の部品も壊れる可能性が出てしまいます。
本体を横から見るとフレームに亀裂が入っているのが分かります。
12.9インチは大きくて本体が歪みやすい特徴があります。
歪むだけならある程度戻せますが亀裂が入ると修復はできません。
液晶を取り外すところです。
ガラスに穴が空いていたのと画面とフレームの隙間があったのでゴミやホコリのようなものが入っていました。
修理内容は壊れた画面を取り外したらセンサーを新しい画面に移植して組み上げるだけです。
新しい画面を組み上げて液晶が映るようになりガラスのヒビも無くなりました。
お客様が心配していたデータもそのままで復帰できます。
ガラスが割れて液晶が壊れても本体が無事なら新しい画面でキレイに直すことができます。
液晶が映らなくなってどうしてもデータを失いたくない時やガラス割れで使いづらいなどありましたら一度ご相談ください。
画面交換ではデータはそのままで復帰できます。
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