【基板修理】本体が異常に熱くなった後に起動しなくなったiPhone6のICチップの修理

今回は起動できなくなったiPhone6の基板修理のご依頼がありました。

過去に使用していたようで、当時修理に出したところ基板に異常があるということで、

一時復旧を諦めてそのままの状態で保管をしていたそうです。

中に入っているデータをもう一度確認したいということでご依頼となりました。

インカメラのケーブルとホームボタンのケーブルが破損をしていましたが、当時からそのままの状態だったそうなので、

直さずに起動ができる最低限の修理で進めます。

液晶は表示されてタッチ操作もできるのが確認できたので、追加の可能性があるのはバッテリーとなります。

本体から基板を取り外します。

基板のシールドを取り外すと電気ショートした箇所が確認できました。

アップにすると基板上に黒く焦げた箇所とその周辺のコンデンサなどが変色しています。

今回はショートの大きさが今までの中では大きいものでした。

バッテリーは弱っていましたが、データのバックアップや確認はできそうなので、

バッテリーも交換なしで基板修理だけで無事復旧することができました。

過去に使用していたものでまだ手元にあってまたその時のデータをまた見てみたいなどありましたら、

基板修理で復帰できる可能性もありますので一度ご相談ください。