充電ができない・充電器を挿しても反応がない

iPhoneの充電が突然できなくなる時があります。この場合考えられる部品の故障は、充電器のアダプタ、充電ケーブル、本体側の充電コネクタケーブル、本体の基板不良などがあります。充電ができなくなったり、反応が悪くなった時は、一つ一つの部品の確認が必要となります。アダプタが壊れることは少ないですが、まずはアダプタを変えて充電をしてみます。アダプタを変えても反応がない場合は、充電ケーブルを変えてみます。それでも反応がない場合は、本体側の故障の可能性がありますので、iPhone修理店などでの確認になります。本体側には、充電コネクタケーブルというものがあるので、こちらを仮付けして反応を確認し、反応があり直ることが確認できれば作業を進めるようになります。ほとんどの場合は、この3点のうちのどれかの故障で、充電器ケーブルの根元が断線することが一番多いので、ケーブルの状態は、常に確認をしてみましょう。本体側のコネクタの故障は、水濡れによる故障が多くなっています。

iPhoneに充電器を挿すと「ポンッ」という音やバイブの振動などで確認ができますが、この音やバイブの振動がない場合は、充電ができていない場合があります。接触不良やケーブルが断線しかかっていると、音やバイブの振動が何度も繰り返したり、一度充電の反応があって充電器を挿していても反応がなくなり充電がされていない時もあります。充電がされなくなった時や反応が悪い時は、音やバイブの振動の他、画面でも確認してください。充電器を挿した時は、乾電池のマークが画面上に表示されるので、まずは挿した瞬間の反応が確認ができます。充電がそのまま進んでいるかは、右上の乾電池のマークをみます。乾電池の右横に「⚡️」カミナリのようなマークが出ていれば充電されている状態です。充電の反応があって、充電も問題なく進んでいるのに充電残量が増えないなどは、バッテリーの劣化の場合もあります。充電不良は故障箇所の見極めが重要になります。

充電ができないときの症状

iPhoneの充電ができない時の症状は、「充電器を挿しても音やバイブの振動がない。」「音やバイブの振動を何度も繰り返す。」などがよくある症状です。充電ができなくなったことで、バッテリー残量がなくなり電源が落ちた状態で充電器を挿すと乾電池のマークと充電器コネクタのマークが表示されることがあります。この時、充電ができている場合は、充電器コネクタのマークが消えて乾電池のマークだけになります。充電ができていない場合は、充電器コネクタのマークは表示されたままになります。

部品故障以外の充電トラブル(ゴミ詰まり)

iPhoneの充電ができなくなるトラブルは、部品の故障やケーブルの断線の他で、ゴミの詰まりで充電ができなくなることも多くあります。iPhone4sまでのドックコネクタは、充電する間口が広くゴミの詰まりはあまりありませんでしたが、iPhone5以降のライトニングコネクタでは、ゴミの詰まりがよくあります。ほとんどがホコリのようなものでポケットに入れているとポケットの中にあるホコリやゴミが少しずつ侵入して、それに気づかず充電器を挿して充電をするので、少し入ったゴミを毎日押し込んでしまいます。知らず知らずにゴミが溜まっていってしまいます。充電器は、しっかりと奥まで挿さるので、充電器を挿して奥まで挿さらない場合は、ゴミが溜まっている場合があります。少しずつ溜まってくるので、充電の反応も少しずつ悪くなる傾向にあります。充電がしづらくなった時に、充電器を傾けたりすると充電ケーブルや本体側のコネクタを壊してしまう時もあるので、充電の反応が悪くなったらお早めの診断をおすすめいたします。

本体の充電ケーブル交換

充電アダプタや充電ケーブルで直らなかった場合は、本体側のコネクタケーブルの交換となります。本体側のケーブルの機能は充電する機能やマイクや外部スピーカーの接点など複数の機能で構成された部品になります。イヤホンジャックの交換もこの部品交換になります。

基板の故障

充電器や本体側のコネクタを確認していきそれでも充電ができない場合は、基板故障の可能性があります。基板故障は、基板のICチップの電気ショートで起こることがあり、水濡れした状態で電源を挿すと壊れることがあります。本体側が濡れていなくても、充電器の方が濡れていたり、濡れた手で充電したりすると危険ですので、充電口に差し込む場合は、ホコリや水分などがないように十分確認してから充電口に差し込んでください。