iPad Pro 12.9インチ 第3世代が充電をしても反応が悪くなり最後は全く充電ができなくなってしまったので充電タイプCコネクタ交換となりました。

今回は最近多いiPad Pro 12.9インチの充電ができない症状でした。

充電器を挿しても充電の反応が悪くなり最終的には全く反応がなくなって充電ができなくなっていました。

お聞きしたところ純正の充電器ではないもので充電をしたら調子が悪くなったそうです。

こちらがお持ち込みいただいたiPad Pro 12.9インチの第3世代のモデルです。

まだバッテリー残量は20%ぐらいあり起動ができていました。

当店の充電器で充電したところ全く反応がなく充電ができない状態でした。

充電ができなくなるまでに反応があったりなかったりと徐々に悪くなっていったところから接触の可能性が高く充電器が正常なら本体側の充電コネクタの破損やショートが原因と思われます。

急に全く充電ができなくなる時は基板のICチップショートの可能性が高くなります。

大きい画面を慎重に取り外します。

画面を取り外したらコネクタを取り外します。

iPhoneの充電コネクタは充電口のほかマイクやいろいろな部品と一体になっていますがiPad Pro 12.9インチの充電コネクタは充電コネクタ単体でネジ2本外すと取り外すことができます。

充電コネクタ交換は比較的簡単ですが12.9インチの場合画面が大きく取り外すのに時間がかかります。

左にあるのが新しいタイプC充電コネクタで左が取り外したタイプCコネクタです。

右側は先端が摩耗か破損でして削れているのが確認できます。

何度も抜き差しすることによって削れてしまったのか純正ではない充電器が合わなくて削れた可能性もあります。

新しいコネクタを交換したら画面を仮付けして充電ができるかを確認します。

仮付け動作確認で充電ができるようになったので充電コネクタを交換して画面を貼り付けて修理完了となりました。

iPad Pro のタイプCコネクタは摩耗や破損が多くなっていますので古くなった充電器はなるべく新しいものに交換して充電中はあまり動かさないようにご注意ください。

充電したままiPadを使用していると動くことによって充電コネクタの摩耗や破損につながります。

充電ができなくなってきたら完全に充電ができなくなる前にご相談ください。