水濡れ後に液晶に縦線が出てしまったiPhone11の液晶交換修理

今回はiPhone11の液晶交換修理事例です。

水濡れ後に液晶に縦線が出て変色してしまうような症状でした。

乾燥した状態で電源を入れて確認してみると紫の縦線が出ているのが分かりました。

白画面にすると画面左下は黒くぼやけています。

バックライトが部分的にバックライトが点灯していないものと思われます。

水分でバックライトのショートが考えられます。

内部は錆が出ている箇所もありました。

動作確認で他に不具合がなかったので液晶画面交換だけとなります。

イヤースピーカーは新しい液晶パネルに移植します。

画面を貼り付ける耐水シートを貼り付けます。

一度分解をすると耐水性能は落ちてしまうので万が一の水没のために交換できるものが新しくしておきます。

耐水シートは別売りとなります。

青い部分は型枠です。

本体に合わせて貼り付けたら青い台紙を剥がすと液晶接地部分のところに両面テープが残ります。

両面テープで画面を貼り付けて隙間をなくして水分やほこりなどの侵入を防ぎます。

新しいが面を完全に貼り付ける前に動作確認をします。

縦線やバックライト不具合もなくなりました。

動作確認をして問題がないことを確認して本組みをしたら修理完了です。

水没すると直らないこともありますので耐水機種でも水濡れにはご注意ください。