今回の修理事例はiPhone8のバッテリー交換です。
状態は単純にバッテリーの減りが早い状態です。
使用期間も長くバッテリー交換で間違えはありませんがバッテリーの状態を確認したところ最大容量は91%の表示でした。
80%以下になると著しくバッテリーが劣化していますとメッセージが出て交換時期をお知らせしてくれますが91%は少し弱っているだけでまだ交換しなくても大丈夫な容量です。
ただ91%の表示でしたが80%以下になると出る著しく劣化のメッセージが出ていたのでパーセンテージが誤表記していて実際には80%以下を下回っているものと考えられます。
パーセンテージの数字は動かなくなってしまうときがあるので著しく劣化のメッセージが出ているときは８０％を下回っていると考えて間違えはありません。
実際の減りの状況と使用期間、使用感などでバッテリー交換を判断しましょう。
こちらが今回ご依頼のiPhone8です。
最大容量の上の部分に通常80%以下になると出るメッセージが91%なのに出ています。
iPhone8の使用期間と状況から実際には80%以下になっているものと思われます。
こういったパーセンテージが固まってしまう症状は良くあるのでご注意ください。
画面を取り外してバッテリー交換をします。
膨張や変形もなく見た目では劣化は分かりません。
新しいバッテリーを準備して本体側には新しい耐水テープを貼り付けます。
バッテリーを取り付けて画面を貼り付けて組み上げたら交換完了となります。
交換後は最大容量が100％になりお使いのバッテリーは著しく劣化のメッセージも消えます。
バッテリーの状態が見れない時や誤表示や固まって動かなくなったときは使用期間や使用感などで交換時期の判断をしています。
交換後は使用してみて持ちが良くなればバッテリーが弱っていたこととなります。
バッテリー交換のタイミングは難しい時もありますが使用期間が長い場合はお早めに交換しておきましょう。
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