【 iPad Air 4 】本体が曲がって液晶が真っ暗で何も表示されなくなった状態を液晶交換で直しました。

iPad Air 4 の修理事例です。

状態は起動は確認できていますが液晶が真っ暗で何も表示されない状態でした。

ご来店いただき本体の状態を確認すると充電器を挿した時に音声がして内部での起動は確認できました。

画面のひび割れはありませんでしたが右側面に本体と画面に隙間がありました。

一度画面交換歴があるので接着が弱いと剥がれたりしますが横から見ると本体がくの字に曲がっていました。

本体が曲がっているので落としたり踏んでしまったりといった何かがあったように見えます。

故障原因は本体が曲がった時に液晶が壊れたか、画面と本体の隙間が広いので液晶のケーブルが引っ張られて断線や破損が起こったものと思われます。

こちらが故障したiPad Air 4 です。

画面のひび割れはありません。

起動確認ができていて液晶だけが映らない状態です。

横から見ると画面が浮き上がっていました。

本体の真ん中あたりからフレームの歪みがありました。

くの字までとはいかないですが真ん中から大きく曲がっています。

曲がった分画面が剥がれて隙間ができていました。

これだけ画面と本体に隙間ができてしまうと液晶のケーブルが真上に引っ張られて断線やコネクタ外れなどのトラブルが起こります。

画面を取り外します。

画像の上が本体の右側になります。

液晶のケーブルは本体の右側にあるので浮いた分真上に負荷がかかって壊れてしまいます。

上に引っ張られることでコネクタも外れることがあり今回のものもコネクタを外す時に軽かったのでコネクタが少し外れている感じがありました。

一度組み直しをして再起動を行いまいしたが液晶は映りませんでした。

液晶交換で動作確認をしたところ液晶が表示されたので液晶交換で作業を進めました。

液晶交換でデータもそのまま復帰できました。

本体フレームの歪みも戻せるところまで戻して画面が張り付くように調整してあります。

iPadの画面割れや液晶故障、充電ができない症状やその他の故障も対応できますのでiPadのトラブルや故障でお困りでしたら一度ご相談ください。