画面のガラスだけが割れることはよくありますが、衝撃が大きいと液晶が映らなくなったり、
縦線や黒シミが出て見れなくなったりすることがあります。
液晶が見れないだけなら液晶交換で正常に液晶が表示され元どおりになりますが、
タッチ操作の不具合が出ると厄介なことになることがあります。
タッチセンサーが故障をするとタッチ操作ができなくなったり誤作動して勝手に操作をしてしまうことがあります。
この誤作動が厄介なもので、誤作動をすると画面を触らなくても勝手に操作して動き出してしまいます。
よく聞かれるのが「勝手に電話をした」「LINEを勝手に送信した」など
電話をしたくない相手やLINEをしたくない相手に送信してしまうことがあるようです。
その中でも一番厄介なのが操作が全くできずに誤作動してしまって、ホーム画面に行くためにパスコードを
打ち込む画面を表示させてそこで誤作動が起こってしまうことです。
なんとかホーム画面に行くために正確なパスコードを打ち込もうとチャレンジをして
10回間違えてしまうとiPhoneが完全にロックされてしまいます。
このような状態はほぼ初期化をするしか方法は無くなってしまいます。
同期したことのあるパソコンでitunesに接続をしてみて同期ができればバックアップが取れる可能性はあります。
おばけタッチやゴーストタッチなどと呼ばれてよくある不具合です。
さらに厄介なのが液晶が壊れて真っ暗で何も表示されない状態での誤作動です。
液晶が映らなくてもタッチセンサーが生きていたり、誤作動をしている時があります。
このような状態を修理事例の中からご紹介いたします。
症状は、激しくガラスが割れて液晶が全く映らない状態です。

iPhoneの上のところが激しく損傷してガラスが剥がれてインカメラがむき出しになっています。

少しアップで見てもかなりの損傷です。
液晶の明かりが見えますが全く表示されずどのような状態かも分からず直るか直らないかも
液晶パネルを取り付けるまで分かりません。
今回は、見た目は重度の損傷ですが無事に直りました。少しアップで見てもかなりの損傷です。
液晶の明かりが見えますが全く表示されずどのような状態かも分からず直るか直らないかも液晶パネルを取り付けるまで分かりません。 今回は、見た目は重度の損傷ですが無事に直りました。

修理完了です。
ガラスもキレイになり液晶も正常に表示されました。

ただ液晶が真っ暗で何も表示されていませんでしたが、パスコードロックがかかり、
53分後にやり直してくださいとなっていました。
この状態なら53分後に正確にパスコードを打ち込めばセーフです。
ただこの状態が9回目だった場合、あと1回しか打ち込むことができないので、
打ち込めるようになったら慎重に打ち込む必要があります。
液晶が壊れてから電源が入った状態だとどのような状態になるか分からないので、
液晶故障は早めに修理をした方が安全です。
液晶故障やタッチ操作の不具合はお気軽にお問い合わせください。