【基板修理】リンゴマークから起動しなくなったiPad Air 4 は電源ボタン破損と基板故障が原因でした。

iPad Air 4 の起動不良の修理でした。

お持ち込み頂いた時の状態はリンゴマークから起動しなくてパソコンマークのリカバリーモードの表示もありました。

リンゴループの状態で再起動を行うと再起動がかかりましたが復帰できません。

電源ボタンの状態はひび割れがありましたが再起動ができてカチカチと押した感触があり押しっぱなしになっているわけではありませんでした。

電源ボタンをぶつけて押しっぱなしになるとリカバリーモードになってしまうことがあります。

再起動で復帰できなかったのでitunesからアップデートを行いましたが復帰できませんでした。

分解をして確認すると電源ボタンコネクタ付近にショートした痕跡がありました。

基板故障が確認できたため基板修理を行いました。

基板修理でデータはそのままで復帰できるようになりましたが電源ボタンを取り付けるとリンゴマークからまた立ち上がらなくなってしまったので電源ボタンも交換したところ起動ができました。

あとで確認すると電源ボタンが割れてからタッチIDが使えなくなっていたということでした。

電源ボタン故障と基板故障の関係はわかりませんがもしかしたら電源ボタン故障からICチップがショートしたことも考えられます。

起動しなくなった時は基板故障や部品故障、ソフトウェアの障害などが考えられます。

こういった場合は実査に作業や分解をしないと原因が特定できないのでお見積もりも変わることがあります。

修理はご相談しながら進めているのでご安心ください。

今回は基板修理と電源ボタンの交換となりました。

リンゴループや起動ができないなどの起動不良もご相談ください。