iPad9の画面ガラス割れの修理事例です。
状態は画面のガラスが割れているだけで液晶表示やタッチ操作も正常でしたが側面のフレームが大きく曲がり亀裂も入っている状態でした。
曲がっているところはフレーム修正が必要ですが大きく曲がっているのでどこまで戻るかは分解をしてやってみないと分かりません。
今まで同じ箇所のフレーム曲がりと亀裂修正はあったのである程度戻ることはわかっています。
お客様に修理内容をご説明してからご依頼をお願いしています。
こちらがご依頼いただいたiPad9です。
ガラス面全体がひび割れています。
左側の真ん中あたりの破損が大きいですがこういった状態はよくある状態で何らかの圧力で真ん中からiPadが曲がってしまい、曲がった影響で画面も割れてしまいます。
側縁をアップした画像です。
この部分は強度が弱くここから曲がりやすくなっています。
曲がるとフレームの薄い部分が割れてしまいます。
亀裂が確認できました。
上の方はガラスが割れて破片が飛び散って中が見えています。
白い部分は環境光センサーというもので明るさの自動調整に関わるものです。
全体的にかなりの損傷ですがガラス面を交換してフレーム修正で修理を進めました。
作業途中の画像はありませんが交換部品はガラス面だけで修理完了となりました。
側面は完全に真っ直ぐになりませんでしたがガラスを貼り付けるのに支障がないぐらいに戻っています。そのためガラスの圧着時間を長く取りました。
亀裂の入ったフレームは弱くなっていて同じところが曲がったりさらに亀裂が深くなることがあるので修理後は落としたり圧力がかかることがないように注意が必要です。
iPadはお預かりになりますがガラス割れや液晶故障、その他の不具合も一度ご相談ください。
