今回はiPhone13 Proのバッテリー交換修理のご依頼をいただきました。
ご来店時の症状は、「画面が少し浮いてきている」「本体が以前より熱を持ちやすい」「減りが異常に早い」といったものでした。
バッテリーの状態を確認すると60%になっていました。
80%以下になると著しく劣化のメッセージが設定に出るので、60%はかなり劣化が進んでいて、通常使用も難しいぐらいな状態です。
限界まで使用していたのでバッテリーが膨張して画面が浮き上がっていました。
バッテリーの膨張は、経年劣化や充電の繰り返しによって内部にガスが発生することで起こります。特に長期間使用している端末や、充電しながらの使用が多い場合に発生しやすい症状です。
この状態を放置してしまうと、画面の破損やタッチ不良だけでなく、最悪の場合は発煙や発火といった重大なトラブルにつながる可能性もあるため、早めの対応が重要です。
バッテリー劣化での膨張でバッテリー交換のご依頼でしたが画面も割れて黒いシミもでていました。
今回はなるべく画面交換はしたくないというご希望だったため、画面を壊さないように取り外す任務がありました。

右側面のところが盛り上がって隙間がありました。
右下に画面割れがあり、ガラスが剥がれてディスプレイがむき出しになっていて、黒いシミも出ています。
この状態で壊さないように取り外すのは、難易度がかなり高いのですが、バッテリー膨張で画面と本体に隙間ができているので、この隙間を利用して慎重に取り外しました。
事前に縦線やタッチ故障が出てしまった場合は、画面交換をすることになっています。

画面を温めて時間をかけながら画面を取り外しました。

画面は悪化せずに取り外すことができました。
画面を外すとバッテリーが膨らんでいるのが確認できました。

膨張したバッテリーを取り外します。

新しいバッテリーを取り付けます。
PSEマークの入ったバッテリーで交換しています。
バッテリーは、価格や品質で選んでいますが、今回はビズビジャパンから仕入れたものです。

バッテリー交換をして60%のバッテリーが100%に復帰して、画面浮きもなくなりました。
ガラス割れと黒シミがありましたが、お預かりの状態そのままで修理ができました。
まとめ
今回の修理では、膨張したバッテリーを新しいものへ交換する作業を行いました。
iPhone13 Proは内部構造が非常に精密で、特に膨張しているバッテリーは取り外しの際に強い負荷がかかるため、慎重な作業が求められます。
まずは画面を丁寧に開き、内部の状態を確認しながらバッテリーを取り外します。その後、新しいバッテリーを取り付け、各種コネクタを接続して動作確認を行います。
交換後は画面の浮きも解消され、本体の発熱も改善されました。充電や動作も問題なく、安心してご使用いただける状態へと復旧しています。
データはそのままで修理が可能なため、バックアップを取っていない場合でもご安心ください。
バッテリーの膨張は見た目で異常が分かりやすい反面、放置すると危険性が高い症状です。「画面が浮いている」「本体が膨らんでいる」と感じた場合は、早めの点検・交換をおすすめします。
当店ではiPhone13 Proのバッテリー交換をはじめ、各種修理に対応しております。即日修理のご相談も可能ですので、お困りの際はお気軽にご来店ください。
安全に長くスマートフォンを使用するためにも、異変を感じた際は早めのメンテナンスが大切です。







