
充電器を挿しても反応が悪くなったり、充電できなくなることはよくあります。
充電ができなくなった時に考えられるのは、アダプタの故障、充電ケーブルの故障、本体側のコネクタの故障、バッテリーの劣化、基板ICチップの故障、ソフトウェアの不具合、ゴミの詰まりで奥まで挿さらないなど、様々な原因があります。
ソフトウェアや基板の不具合はあまりないので、反応が悪いときは、まずアダプタやケーブルを確認します。
アダプタやケーブルがショートしたりしていると黒く焦げている時がありますので、はじめに目視で点検をします。
ケーブルが断線してしまう時もあるので、ケーブルも見て膨らんでいる箇所などがないかを見てください。
ショート跡や断線の可能性が見てわかるときは使用しないようにしましょう。
目視でショートや断線がなさそうなときは、ご家族のiPhoneやお友達のiPhoneがあれば充電できるか確かめます。
この時点で充電ができなければ、充電器の故障の可能性があります。
充電ができたときは、本体側のコネクタやゴミのつまりの可能性もあるので、今度は、充電の反応が悪い本体に充電器を差し込んで根元まで入るか確認します。
根元まで入らない場合は、ゴミの詰まりで充電ができない可能性があるので、ゴミの除去を行います。
ご自身でゴミの除去を行う場合は、端子を傷つけないように注意です。
基本的には修理店で取り除いてもらうのが安全です。
ゴミのつまりもなければ本体側の故障なので、修理店で見てもらうようにしましょう。
長くなりましたが今回は、ゴミのつまりでの充電不良のご紹介です。
冒頭の画像のように根元まで充電器が挿さらないのでゴミの除去をします。

特殊工具でゴミを取り除くと出てきたのは、ホコリの固まったものでした。
これはよくあることで、ホコリが入って毎日充電をしていると少しづつ溜まって行ってしまいます。
コネクタ部分を掃除する方はほぼいないので、長くご使用しているとゴミが溜まってしまいます。
お仕事場で使用されている方やポケットに入れている方は洗濯のカスやゴミが少しづつ蓄積されて行くので、充電器を挿して完全に奥まで挿さらなくなっている場合は、掃除が必要です。

ゴミを取り除いて奥までしっかり挿さるようになりました。
充電もしっかりできているので部品は正常な状態でした。
充電器を挿した時に反応が悪かったりカチッと音がして入らないときは、充電口をよくご確認ください。